滋賀県プラスエナジーハウスA邸。本日は基礎断熱工事を覗いてみましょう。
A邸の基礎は外側にEPS100mm、基礎スラブ下にEPS50mmの断熱スペックで、一般的な基礎断熱よりも倍以上の断熱性があります。
床下への熱損失を最小限にし、エネルギー効率のとても高い作りとなっています。
型枠内側の白く見える部分がEPS100mmの断熱材。
滋賀県と言えば、日本最大の湖である琵琶湖。
このA邸も、水場に近い琵琶湖岸のエリアに位置していることから、防蟻を意識して建てられています。断熱材にはホウ酸を練りこんだものが使われています(断熱材を接合する際のシーリングにもホウ酸が練りこまれている製品を使用しています)。
こういった防蟻の断熱材やシーリングを使うだけでも充分な効果が見込まれますが、今回はEPS100mmの上にさらに銅板の蟻返しを施しました!
完璧といえるほどの防蟻対策です。
上棟後には躯体木部にもホウ酸を散布する予定で、とても入念な防蟻対策を施しています。